週刊ベースボールONLINE

小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第40回 バット「試合で使うバットの準備はこの時期の大事な仕事の一つ」

  1

現役時代はずっとミズノさんのバットを愛用していました


 オフ~自主トレのうちにすべきことの一つとして、翌シーズンに使う用具の準備があります。私の場合は毎年キャンプが始まるとき、新しいバットを10本、ミズノさんに用意してもらっていました。今回はそんなバットの話をしましょう。

 バットについては、私は19年の現役生活で2つのモデルしか使いませんでした。プロに入ったとき、ミズノさんから3タイプのサンプルを提供していただき、その中から選んだのが、シンプルな中距離打者タイプ。グリップエンドの形が、一番握りやすかったですね。以後16年間使ったこのモデルを“Aタイプ”とするなら、巨人最終年から中日の計3年間は、少し形の異なる“Bタイプ”。

 最初は社会人時代に使っていた金属バットと同じ長さにしてもらい、多少短めの85センチ。(バットを)“振れる体”になった3年目ごろから、一般的な長さの34インチ(86.36センチ)に変えました。晩年に使用した“Bタイプ”は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

この記事はいかがでしたか?

ガッツのフルスイング主義

ガッツのフルスイング主義

あまり意識せず、自然体で、素の小笠原道大をお見せします

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング