週刊ベースボールONLINE

WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!

ドジャース・大谷翔平 技術力は精神を超える「メンタルがプレーに影響するとは思っていない。しっかりした技術さえあれば、打てると思っている」

 

しっかりとした技術があれば、精神力は関係なく本塁打は打てる。それを証明したようなレフト席への技あり14号2ランだった


【2024年】58試合74安14本38点14盗、打率.322、OPS.988(現地時間6月2日現在)

 けん制球の直撃により打撲した左太もも裏の状態が懸念された1週間だった。現地時間5月16日、本拠地でのレッズ戦で一塁走者だった際の出来事だった。シンシナティで行われた25日の同戦。大谷翔平は剛腕グリーンのスプリットをとらえ、右翼線へはじき返した。だが、日ごろから全力疾走を見せる走り方は明らかに普段よりも遅かった。

 中継に入った遊撃手デラクルーズから矢のような送球が届く前に間一髪でベースに到達。ぎりぎりでの三塁打になった。「余裕で三塁打にできると思っていたが、ショートがデラクルーズ選手だというのを忘れていた」と苦笑いして振り返った。

 翌26日には不安を払しょくするような痛烈な当たりを見せた。チェンジアップを芯でとらえたライナーは打球速度が約183キロを記録。一塁手が出したミットをもはじき飛ばし、安打となった。ただ・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング