またしても伝説を築き上げた。現地時間8月23日にドジャー・スタジアムで行われたレイズ戦。試合中にシーズン40盗塁に達し、迎えた3対3の9回二死満塁。球場全体の雰囲気が最高潮の場面で、初球の低めスライダーをすくい上げるように振り抜いた。

　中堅右へ40号となる劇的なサヨナラ満塁本塁打。メジャー史上6人目の「40本塁打&40盗塁」を史上最速となる126試合目で達成した。さらに、日米を通じて自身初となるサヨナラ本塁打。「トップクラスの思い出になった。うれしいというより、ほっとした感じ。勝てて、打てて良かった。もっともっとこれから勝って、その記録を塗り替えて頑張りたい」と解放された表情で喜びを口にした。

　2年連続3度目の40号でもあった一発で、スーパースターであるゆえんを象徴する形で偉業を成し遂げた。直後の地元テレビ局によるインタビュー中には、チームメートから・・・