
悲願のワールド・シリ―ズ制覇を果たした大谷。高校3年時に掲げた目標より4年遅れだったが、夢をかなえた
ついに悲願の瞬間が訪れた。現地時間10月30日、ドジャースがヤンキースとの第5戦に7対6で勝ち、
大谷翔平は積年の夢だったワールド・シリーズ制覇を達成。勝利を求めて移籍した名門球団での1年目に頂点に立ち「最後まで一番長いシーズンを戦えたことを光栄に思う。素晴らしいチームを相手にしながら自分たちの野球ができた。最後まで勝ち切れた、このチームを誇りに思う」と至上の喜びを語った。
自身は苦しい戦いを強いられた。第2戦で二盗を仕掛けた際のスライディングで左手を早くついてしまい、左肩を「亜脱臼」。テーピングを施し、痛み止めの注射を打って第3戦以降も強行出場した。打席以外では患部を温めるサポーターのようなものを着けて、冷やさないように努めた。「出られるなら出る準備をするのが当然のこと。何より(チームから)必要だと、プレーしてほしいと言ってもらえたことが光栄。痛くないという気持ちでやっている」。第4戦では中前打を放ち、第5戦では捕手打撃妨害で出塁してベッツの勝ち越し犠飛につなげた。
ワールド・シリーズの5試合で・・・
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