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WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!【前半戦総括編】

ドジャース・大谷翔平 理想の打撃に近づいて「緊張感はあったが、投手のほうがやっぱり緊張する。比べると、リラックスしながら入れた」

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3月20日に韓国で行われたパドレスとの開幕戦で、3回表にダルビッシュから今シーズン初ヒットを放った大谷


【2024年前半戦】94試合117安29本69点23盗、打率.316、OPS1.035

 大谷翔平は歴史的なシーズンの礎を前半戦に築いた。3月20日、パドレスと戦った韓国での開幕シリーズ。移籍後初の公式戦となった開幕戦で初対戦となったダルビッシュ有から移籍後初安打をマークするなど、2安打1打点。「緊張感はあったが、投手のほうがやっぱり緊張する。比べると、リラックスしながら入れたと思う」と順調に滑り出した。だが、試合後のミーティングで予想外のことを告げられた。

 翌日以降も出場を続けたが、持ち前のパワーを発揮できず、開幕8試合連続でノーアーチ。胸中が揺れていた中、4月3日の本拠地でのジャイアンツ戦でついに初本塁打が出た。「かなり長い間打っていない感覚だった。まず1本出て安心している」。後に睡眠不足が続いていたと打ち明けた精神的に苦しかった日々に区切りを付けた。

 まるで肩の荷が下りたように打ち始めた。同12日のパドレス戦では・・・

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