来春2月中旬には第4回WBCに向けての直前合宿が予定されており、メキシコ戦、オランダ戦が最後の強化試合となる。「本大会を見据えた戦い」と小久保裕紀監督は明言しており、選手起用、作戦面を含め、ベンチの動きも見逃せない。ここでは4試合で見落とすことのできない3つのテーマに注目しよう。 ※情報は10月30日時点。10月31日中崎翔太(広島)、柳田悠岐(ソフトバンク)の2選手が出場辞退すると発表。代わって大瀬良大地(広島)、中村晃(ソフトバンク)を追加。 テーマ1=打順 / 1~3番の組み合わせは候補複数

プレミア12では二番を打った坂本は、巨人ではレギュラーシーズン三番で首位打者を獲得。CSでは一番でチャンスメイクを担った
強化試合に臨むメンバー発表時点で小久保裕紀監督は「打順は4試合の中で、どれが一番機能するのか試したい」と白紙であることを強調している。
筒香嘉智のセ2冠の活躍で四番争いに注目が集まるが、本誌インタビューで「基本は中田」と指揮官が明言しており、四番・中田、五番・筒香の、プレミア12でも補完しあった長距離砲コンビはセットで固定と予想する。そのセ・パの打点王の前で、どれだけの好機を作り出すことができるのかがポイント。彼らの前を打つ一~三番がカギを握る。
プレミア12では
坂本勇人を二番に置いたパターンAに近い形で、こちらは小細工不要の超攻撃型。一方で確実性には欠ける。WBCでは「投手力を生かし、常にリードしている展開で2番手、3番手投手をつぎ込むため、1点をどう取りに行くか。ベンチが動く必要もある」とするように、二番には小細工の効くタイプを置く可能性が高い。この場合、
西武でも二番を打つ
秋山翔吾、2年連続でセ犠打王の
菊池涼介の2人が最適。菊池は二塁でポジションの被る
山田哲人との兼ね合いも生じるが、二番を固定できれば、一、三番は坂本、山田、柳田悠岐(右ヒジ不調で辞退)に絞られる。いずれも機動力を併せ持った中距離タイプで、一番で出塁すれば、足を絡めた攻撃も可能。ここに置かれない選手が六番以降を打つため、下位打線の充実も見込まれる。
なお、A~Dは候補選手4人をそれぞれ一番に据えたパターンだが、ここで推したいのが表にはないパターンEだ・・・
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