
今秋のリーグ戦では自己最速を2キロ更新する156キロを計測。高校時代からドラフト上位候補に挙がっていた
ヤクルトからの2位指名は、少しばかり不運なタイミングだった。というのも、同じ明大で主将の
柳裕也が一足先に
中日から1位指名を受けており、
星知弥の名前が読み上げられたのは、その柳が胴上げ撮影のため、取材陣を引き連れて別室へ移動した後だったからだ。記者会見は、しばしお預け。自身の撮影後、ようやく喜びの声を聞けたのは指名から約1時間後のことだ。すでに落ち着きを取り戻していた星だったが、その柳について問われると、チラリ、チラリとライバル心をのぞかせた。
「4年間一緒にやってきましたが、プロでは思い切り投げ合いたい」
宇都宮工高時代から150キロを超える速球で、すでにスカウトの注目の的。腕を磨くためにとプロ志望届を提出せず、明治の門を叩いたわけだが、その選択は間違いではなかった・・・
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