「社業優先」でつかんだ連続出場!!惜敗から見えた「成長」

創部4年目で初出場を遂げた昨年の都市対抗では、優勝した日本生命に8回コールド負け(1対11)。2年連続出場の今大会は、杉本監督の前所属である日本通運と接戦を演じたが、最後は力負け/写真=菅原淳
昨年の初出場に続き、2年連続で東京ドームにやってきた西部ガス(福岡市)。しかし、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。
そもそも西部ガス野球部は専用グラウンドや合宿所がなく、環境に恵まれているとは言い難い。また、「会社員なのだから、仕事をきちんとやるのが当たり前」と、社業優先を掲げる杉本泰彦監督(東洋大)の方針のもと、練習は終業後の2時間半ほどに限られている。
そんななか、4月14日に起こった熊本地震。この災害により、熊本県内にもガスを供給している同社は対応に追われ、野球部員もライフライン復旧のため、各々の業務に従事した・・・
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