20年ぶりに、チームにキャプテンが帰ってきた。1994年の仁村徹以来となるけん引役に指名された平田良介。谷繁元信監督、小笠原道大二軍監督が声をそろえた人選の意味はしっかりと胸に刻まれている。プレーでも精神面でも先頭に立ち、1年を突っ走るつもりだ 取材・構成=吉見淳司、写真=神山陽平 侍ジャパンで自信と欲が復活
今やすっかり侍ジャパンには欠かせない外野手となった。昨年11月のプレミア12では8試合に出場し、打率.423で6打点。今年3月の強化試合でも2試合連続でタイムリー安打を放った。「もうダメだ」から「もっとできる」へ。自信を胸に、開幕の日を楽しみにしている。 
3月6日のチャイニーズ・タイペイ戦では9回一死満塁で、ライト戦に落とす技ありの走者一掃三塁打。キャンプでの取り組みの成果を発揮した/写真=小山真司
3月5日、6日に行われた、侍ジャパンのチャイニーズ・タイペイとの強化試合(ナゴヤドーム、京セラドーム)では、2試合で5打数2安打5打点と結果を残せました。今回、侍ジャパンに選ばれたのは、プレミア12でまあまあの活躍ができたからだと思います。
プレミア12に出場するときはちょうど、自信がなくなっていたときでした。プロ野球選手としての自信が。日本代表に選ばれて、結果を残して自信をつけて帰ってきたいという気持ちがありました。
僕は打つのでも、守るのでも、走るのでも苦手なことはないというのが売りだと思っています。ただ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン