フットワークの軽い鉄壁の内野守備で2014年からレギュラーに定着した中島卓也。「このグラブでないとグラウンドには立てない」と言い切るほど信頼の厚い“相棒”には、守備職人ならではのこだわりが随所に散りばめられている。 取材・文=松井進作、写真=小山真司 
大きさはオーソドックスでゴールドの「TAKUYA」の刺繍がひと際目を引く
こだわりは硬い革と手にはめた感覚、長年愛用する信頼のグラブ
鉄壁の遊撃守備を陰で支える久保田スラッガー(久保田運動具店)のグラブ。福岡工高3年時から同社のものを長年使い続けているが、その理由を本人はこのように語る。
「いまはこの予備のグラブと試合用の2つを使っていて、どちらも2シーズン目になります(形状はすべて同じ)。とにかくスラッガーさんのグラブは革自体が本当にしっかりしていて硬く、ずっとヘタらないんですよ。あとは、手にフィットする感覚がほかのものとはやっぱり全然違うんですよね」

ポケットの部分を含めてすべてのパーツを硬めにオーダー。網目もずっとこのタイプのものを使用している
中島卓がグラブ選びの際で大切にしているのは・・・
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