当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください 
昨年のプレミア12では銅メダルに終わった。来年のWBCでは世界一を奪回する/後列左から3人目が秋山。写真=小山真司
メジャー・リーグのポストシーズンを見て
35打数9安打、1本塁打、3打点、打率.257――。これは昨年、侍ジャパンの一員としてプレミア12に出場した僕が残した打撃成績です。日本代表入りを果たした、ほかの外野手と比較すると見劣りする結果でした。だからこそ今回、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けての強化試合(11月10日~13日)のメンバーに選出されましたが、しっかりと結果を残さないといけないという思いは強いものがあります。
やはり、バッティングにおいては、外国人投手に、どのように対応していくか。シーズンが終了して、メジャー・リーグのポストシーズンの試合をテレビで見る機会も多かったんですけど、そういった視点になってしまいました。例えばメジャーでもトップクラスのクレイトン・カーショー(ドジャース)やマックス・シャーザー(ナショナルズ)が先発してきたら……。果たして、自分のバッティングが通用するのか。
それに、意外にメジャーにも“技”を駆使する投手もいるんですよね。例えば、ドレッドヘアが特徴のジョニー・クエト(ジャイアンツ)。彼もポストシーズンで投げていたんですけど、間を取ってクイックで投げたりしていたんです。メジャーの投手はあまり小細工をせずにテンポ良く、真っ向勝負をしてくるイメージだったんですけど。あらためて、いろいろなタイプの投手がいるんだなと感じました。

外国人投手でも例えばクエト[ジャイアンツ]のように“技”を駆使する投手がいることに、あらためて気が付いた/写真=Getty Images
力強く、なおかつ動くボールを打つには
とにかく、メジャーの多くの投手は日本より球速が5キロから10キロくらい速い感覚・・・
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