店内に飾られた使用済みバットがなければ、プロ野球選手がオーナーとは思えないおしゃれな空間だ。アットホームな雰囲気あふれるカフェは、明日への活力を与えてくれる憩いの場となっている。 取材・構成=吉見淳司、写真=阿部卓功 藤井家秘伝!ボリューム満点の『鶏のから揚げ』

おすすめのから揚げはランチ、ディナーともオーダー可能。ランチではごはんやデザートがついて1000円で、ディナーの単品では700円/写真はランチ
名古屋駅から電車で30分弱ほど離れた守山自衛隊前から徒歩で約1分。昨年8月にオープンした「fj.house(エフジェイハウス)」は、
中日・
藤井淳志の夫人がオーナーを務めるカフェだ。もちろんメニューには藤井好みの料理が並ぶが、「鶏のから揚げ」は一番の人気メニュー。拳ほどの大きさのある鶏のもも肉は食べ応え十分で、さらに藤井家秘伝の味付けにより、ごはんやお酒との相性は抜群。昼も夜も、看板メニューとなっている。
ほかにも注文後、目の前で豪快に炙ってくれる「炙り〆サバ」(800円)や、お肉たっぷりの「サーロインステーキ丼」(1500円)など、肉、魚とも充実。
また、ランチの雑穀米には
オリックス・
岸田護が栽培するブランド米「米と護」を使用しており、デザートの「わらび餅」は、中日OBの
山田喜久夫氏が営む「喜来もち ろまん亭」から取り寄せたもの。野球選手のさまざまな“味”を楽しめるのも、ファンにはうれしいところだろう。
店内には大型モニターがあり、中日の試合を観戦しながら盛り上がることもできる。出入り口にはお土産用の駄菓子が置かれるなど、細かな気配りも施されている。ちなみに、ランチでもディナーでも、最後は必ずアイスコーヒーで締めるのが藤井流。通な方はぜひ一度お試しあれ。
中日・藤井淳志「後輩にも人気でスポーツ選手にはたまりません!」
「メニューは僕の好きなものばかりです。中でも、一番頼んでほしいのはから揚げ!このから揚げは本当におすすめです。後輩を連れて行ったときにも『今まで食べたから揚げの中で一番うまい』と言ってくれました。スポーツ選手にはたまらない味ですね。ほかには炙り〆サバも僕の定番の一品です。僕は痩せやすい体質なので、食事では好きなものをしっかり食べることを重視しています。メニューはどれもボリュームが多いので、友達と一緒に来て、シェアするのもおすすめですね。アットホームな雰囲気なので、外食ですが家にいるようなリラックスした時間を過ごせます。ゆっくりできる空間ですよ」
今回のお店『Fj.house』
愛知県 名古屋市守山区廿軒屋8-9
11:00~16:00、18:00~24:00
月曜日定休
アクセス 名鉄瀬戸線『守山自衛隊前駅』より徒歩1分
駐車場なし