映像ドキュメント作家、ケン・バーンズ氏はロビンソンとイチローの存在は、メジャーの歴史において大きな起点になったと語った
アメリカを代表する映像ドキュメント作家、ケン・バーンズが新作「ジャッキー・ロビンソン」を発表した。アメリカの野球文化で高く評価したいのは歴史を大切にする点だ。
バーンズの「BASEBALL」(1994年)は大ヒットになり、2010年に続編「10THイニング」が出た。このときサンフランシスコでバーンズにインタビューしたのだが、彼は95年から09年までの球界を記録する上で、なぜイチローを選んだか、理由をこう説明した。
「この15年間を象徴する出来事で、主にステロイドスキャンダルを取り上げているが、カウンターポイントとしてイチローが最適だと思った。選手が筋肉を大きくしパワーをつけようと躍起になっていた時代に、イチローは技術やスピードやフレキシブルな体の動きで、野球のプレーの仕方をあらためて教えてくれた。
ジャッキー・ロビンソンを思い出してほしい・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン