特集の最後に、ここまでに掲載できなかった高校生の主なドラフト候補35選手を一挙に掲載!U-18アジア選手権や今夏の甲子園に出場できなかった選手の中にも“金の卵”は、まだまだいる。 種市篤暉(青森・八戸工大一高/投手)・投球術も光る本格派

たねいち・あつき、183cm80kg/右投右打/1998.9.7生
センバツ出場を逃した悔しさを糧に、冬場に走り込みを敢行。太ももが5センチ大きくなり61センチに、体重が6キロ増の80キロとなり、直球の最速も148キロまで上がった。今夏の青森大会2回戦(対八戸高)では初回に直球を狙われ2失点も、以降はタテ、ヨコ2種類のスライダーを軸に無失点の好投。投球術も持ち併せる本格派だ。
大竹樹希哉(岩手・一関学院高/投手)・安定感ある技巧派左腕

おおたけ・じゅきや、175cm68kg/左投左打/1998.6.23生
タテ、ヨコ2種類のスライダーとキレのある直球を操る。巧みに緩急を使いこなし打者を翻ろうし、甲子園出場こそ逃したが、今夏の岩手大会決勝に先発して1失点完投と抜群の安定感を誇る。ノーワインドアップからの、ゆったりとした投球フォームは
工藤公康(元
西武ほか、現
ソフトバンク監督)を彷彿(ほうふつ)させる。
細川成也(茨城・明秀日立高/投手&外野手)・長打力を生かし野手専念

ほそかわ・せいや、181cm85kg/右投右打/1998.8.4生
最速146キロを投じ、今夏の茨城大会決勝では常総学院高を相手に1失点完投。エースとしてチームをけん引する一方で、高校通算63本塁打を誇る強打者としても活躍。八戸学院光星高で
坂本勇人(
巨人)、
北條史也(
阪神)、
田村龍弘(
ロッテ)らを指導した金沢成奉監督も、ボールを飛ばす力を絶賛。卒業後は野手に専念する。
長井良太(茨城・つくば秀英高/投手)・投手歴2年の本格派

ながい・りょうた、181cm81kg/右投右打/1999.1.15生
1年秋に捕手から投手に転向し、2年夏から公式戦に登板。マウンド経験は2年にも満たないが、最速149キロを計測する直球を軸にスライダー、フォーク、チェンジアップを操る本格派右腕に急成長を遂げた。制球は不安定など、粗削りな面もあるだけに、まだまだ伸びシロは十分。大いなるポテンシャルを秘めた逸材だ。
大江竜聖(東京・二松学舎大付高/投手)・ストイックな強心臓左腕

おおえ・りゅうせい、171cm75kg/左投左打/1999.1.15生
1年夏から甲子園のマウンドに立つなど経験豊富で、右打者の内角を突く強心臓を持つ。最速148キロの直球に加え、カーブ、スライダー、フォークも投じて打者に的を絞らせない。今年6月から約1カ月間で計100キロの走り込みを自らに課すなど、スタミナと下半身を強化。練習を惜しまないストイックな性格もプロ向きだ。
関根智輝(東京・城東高/投手)・キレある直球に投球術も

せきね・ともき、181cm85kg/右投右打/1999.1.13生
最速148キロの直球が武器も、昨秋の都大会準々決勝で二松学舎大付高に大敗。その反省を生かし、今春以降はカーブ、スライダーをカウント球に、チェンジアップ、フォークで空振り三振を奪うなど、投球術も身に付けた。冬場にスクワット系のトレーニンを行うなどして体重も4キロアップ。心技体で成長を続けている。
長谷川宙輝(東京・聖徳学園高/投手)・タテのスライダーは一級品

はせがわ・ひろき、174cm74kg/左投左打/1998.8.23生
小さなテークバックでボールの出所が見えにくく、腕の振りは
松井裕樹(
楽天)を参考に投球フォームを研究・・・
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