今春の関甲新学生リーグで8本塁打の連盟記録を樹立して、注目度が高まったのが大山悠輔。日米大学選手権では侍ジャパンに名を連ね、貴重な経験を積んだ。どの球団も欲しい「大型三塁手」に、ラストシーズンも目が離せない。 つくば秀英高時代は高校通算30本塁打を記録し、投手としても140キロを超える直球を投げていた。甲子園には出場できなかったが、投打両方でセンスを感じさせる選手だった。白鴎大では1年春から関甲新学生リーグ戦でデビューを飾り、順調に階段を上がってきた。今春はリーグ新記録となる8本塁打を放ち、大学日本代表入り。日米大学選手権でも日本の主軸を担うまでに成長した。右のスラッガーはどの球団も補強ポイントになるだけに、秋の結果次第では指名順位が上に来てもおかしくない素材だ。
打撃フォーム(8.0)は左足を上げてタイミングを取る。軸足となる右足のタメが足りない打席が多いことが気になるが、とらえたときのパンチ力、飛距離は非凡なものがある。トップをしっかりと作り、下半身主導でスイングできるようになれば、体が前に出てしまう空振りは減る。練習から突っ込まないように意識してほしい。
選球眼(7.5)は改善しなければならない・・・
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