ルーキーイヤーでシーズン新人セーブ記録を塗り替え、新人王に輝いた。当然、2年目を迎えるクローザーに注がれる周囲からの目は厳しくなる。しかし、ハマの守護神は地に足を着けて2年目の開幕を静かに待っている。 取材・構成=滝川和臣、写真=大賀章好、小山真司(インタビュー)、BBM 
2年目の重圧をしっかり受け止め、シーズンへの準備に余念がない。特にシーズンを投げ抜く「体力」を意識する
プレミア12で受けた刺激
昨年11月には初めて小久保ジャパンの一員に選出され、侍ジャパンでプレミア12の舞台を経験した。そこには2年目のシーズンを戦うためのヒントがいくつもあったようだ。 ――キャンプは順調に終えることができましたか。
山崎 (はっきりとした口調で)はい。2年目の余裕というのもありますし、自分のペースでしっかりと調整ができました。
――調整がスローペースという印象を受けました。
山崎 昨年はオールスター、プレミア12にも出場する機会をいただき、シーズン目いっぱい、体を動かしてきました。キャンプでは自分なりのスケジュールで進めることができ、開幕を迎える予定は立っています。1年目のキャンプの時点では先発として期待されていて、僕もローテーションに入るつもりで過ごしていました。しかし、今はクローザーとして1年間を投げ抜くつもりでやっているし、期待もされていると思います。それに応えられるような準備をしているつもりです。
――昨秋、プレミア12を経験して心に残っていることはありますか。
山崎 相手チームよりも、他球団の選手から受けた影響が大きかったですね・・・
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