中日はビシエドの加入でやはり台風の目になるわ

開幕戦で中日・ビシエドの打撃にはド肝を抜かれたよ。いい打者やな
さあ、プロ野球が開幕した。今年はどういう展開になるのだろうか。あれやこれやと考えるだけで、楽しくなってくる。シーズンは長い。どのチームも山あり谷あり……。その中で繰り広げられる筋書きのないドラマ。これをオレは期待する。
開幕カードが終わり、この記事が読まれるころは、4カード目になっているだろう。まあ、ひと通り対戦が終わってからでないと、強い、弱いは語れないし、それほど簡単なものではない。ということで今週号。新人の特集ということだが、本当に今季はルーキーの当たり年。まさに豊作のシーズンである。どこのチームも積極的にルーキーを起用しているし、起用されても不思議でない実力派、即戦力がいっぱいいる。球界の活性化というか、新鮮さは近年では一番ではないか。
ただオレは先週号に、オレなりのルーキー診断を書いたので、今回は同じルーキーでも新外国人選手に絞って、チェックしてみることにした。外国人選手への依存度は相変わらず高い。外国人選手の良し悪しで、チームの成績が大きく左右される。これは今季も同じだし、今年はよりその傾向が強いと思っているんよね。
振り返ってみても、優勝するチームには、やはり実力派外国人が必ず存在した。例えば
阪神でいえば1985年の日本一のときは、バースがいた。なにせ三冠王よ。バースの存在なくして語れぬ優勝やったし、とにかくケタ違いの破壊力やったもんね。こういう外国人選手がいたら、そら勝つやろ。三冠王の威力は恐るべし。それをまざまざと見せつけたもんな。
2003年のリーグ優勝のときは
アリアス。05年にはシーツがいた。2人ともバースほどの派手さはなかったけど、ここぞの場面では存在感を発揮していた。アリアスの意外性のあるバッティング、シーツの守りを含めたオールラウンドのプレーぶり。やはり優勝するには欠かせぬワンピースやったな。
よく外国人選手を評するとき、チームになじんでいるとか、性格がいいとかが対象にされる。もちろん、これは大事なことよ。ただ・・・
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