“熱視線”が集まった二部校にもたらされたメリット

神宮球場の正面にある試合案内板[写真は5月3日]には、4試合のスケジュールが掲示。午前9時から二部2試合を消化した後、一部は第3、4試合に組まれた
5月3日と4日、神宮球場で東都大学リーグの一部と二部の試合が同時開催された。これまで未消化試合が重なったために併用開催されたことはあったが、リーグ戦の日程発表時から一部と二部の試合が同日に組まれたのは、1931年に創立された東都大学野球連盟の歴史上初めてのことだ。
二部リーグ戦は2014年春から各校のグラウンドを使用したホーム&ビジター方式で土日に開催していたが、運営面の問題から、今春から平日に公営球場で1日2試合を行うことになった。そのなかで、5月3日からは
ヤクルトの試合が組まれていないことから、二部2試合(第1、2試合)、一部2試合(第3、4試合)の同時開催が実現した。
5月3日は休日で、天候に恵まれたこともあって、神宮球場には多くの東都ファンが集まった。連盟の発表によると、総入場者数は8500人。同連盟が観衆を発表するのも異例のことだ・・・
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