「陸の王者」で輝き放つスーパー1年生

デビュー戦となった法大1回戦で2ランを放った柳町は、東大2回戦でも2ランを記録。4カードを終えて10試合、打率.371、2本塁打、8打点と28日からの早慶戦での活躍が期待される/写真=菅原淳
慶大の1年生外野手・
柳町達(1年・慶應義塾高)が、新人とは思えない打撃で存在感を発揮している。
開幕の法大1回戦(4月9日)では「七番・中堅」のスタメンでリーグ戦初出場すると、初打席で中前へ初安打を記録。第4打席で1年生としては9年ぶりの開幕戦アーチとなる、右翼席への2ランを放つ鮮烈デビューを果たした。また、東大2回戦(5月1日)では右越えの先制2ランを打ち、リーグ史上9人目となる1年春の2本塁打をマークした。
4カード目の立大2回戦(5月15日)を終え、全10試合にスタメン出場して35打数13安打で打率.371(第6週終了時点でリーグ3位)、2本塁打、8打点の好成績。だが、柳町の表情は晴れない。立大に連敗して優勝の可能性が消滅したからだ。
「4年生で試合に出られない人がいるのに、1年生の自分が出て、優勝できなかったのは申し訳ないです」
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