
「誰もあきらめなかった」。これが、栗山監督が名付けたミラクルV劇のサブタイトルだ
奇跡の逆転劇を完結させた。歓喜に沸く
西武プリンスドームでの優勝監督インタビュー。
「優勝、うれしいっす」
野球少年のように無邪気に笑顔を振りまいた
日本ハムの栗山監督は最後に、力強く締めた。
「今シーズン間違いなく1つだけ確信したことがあります。ファイターズの選手たちは北海道の誇りです」
どんどん殻を突き破った選手が、頼もしかった。頂点だけを目指し、戦ってきた就任5年目。信じてきた選手らによって8度、宙に舞った。最大11.5ゲーム差を覆す、歴史に残る大まくりで、夢を正夢にした。
妙手連発で苦境を打破した。起点は6月19日。
中日戦に勝利したが、守護神の増井が背信投球。二軍降格を決断し、新守護神に
マーティンを指名。この時点で首位を快走していた
ソフトバンクと最大差。
「勝つために、何でもやるんだ」
同27日の西武戦では好機で、不動の四番・中田に代打・矢野を送った・・・
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