史上空前の“大混セ”。この状況から抜け出すチームは果たして、どこになるのだろうか――。4人の評論家にセ・リーグの最終順位を予想してもらうと同時に、Vへのキーマンをピックアップしてもらった。 伊原春樹氏『充実の投手陣を誇る巨人が抜け出す!』
【最終順位はこうなる!】 優勝 巨人
2位 広島
3位 ヤクルト
4位 阪神
5位 DeNA
6位 中日 
Vへのキーマン・菅野智之。豊富な投手陣を引っ張る、このエースの試合は確実に勝ちをつかみたい
やっぱり最後に頂点に立つのはチームバランスが優れているチームになると思います。そこで7月12日現在のチームの得失点差に着目してみると広島が+37、巨人が+19、ヤクルトが+11、そして阪神が-86、DeNAが-33、中日が-20。プラス、マイナスが3チームずつと見事に分かれていますが、最終的にはA、Bクラスはこのとおりになるのではないかと思います。その中でも巨人を1位に挙げたのは、やはり投手陣が充実しているから。
これから夏場に入っていきますし、投手の疲労度はますます増していきます。巨人は二軍にも
内海哲也、
田口麗斗らが控えていますし、質量ともにセNo.1なのは間違いありません。キーマンは菅野智之。彼が投げる試合は確実に勝っていきたいですね。それに優勝経験が豊富な
原辰徳監督の存在も大きい。まだ60数試合残っていますし、勝負どころはまだまだ先です。例えばそのときを見据えて、選手に無理をさせることなく、落ち着いたさい配を見せてくれるはずです。
高木豊氏『豊富な経験に加えて主将が勢い与えれば』
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