
色紙には「開幕ローテ」と力強く書いた。しなやかな腕の振りから投じられる最速152キロのストレートは表示以上のキレがあり、プロでも早い段階で一軍のチャンスがありそうだ
指揮官が言う「意志」が急成長の原動力
高校生、大学生に逸材と言われる投手がそろった今回のドラフトで、
西武が真っ先に指名したのが作新学院高の
今井達也だった。先発投手の層を厚くしたいチームにとって、魅力的に映ったのは「将来性」だ。
一方で今井自身は「総合的に見ても、まだまだ自分には力不足なところがある」と、上積みの必要性を感じている。それでも1位指名されたのは、それほど高い潜在能力を秘めている裏返しだろう。
実際、この1年間に今井が見せた成長は目覚ましい。
「学校では、あまり目立たないほうなんです」
高校生活最後の夏に甲子園出場を決めた直後、剛腕投手はそう言ってはにかんだ・・・
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