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西武・秋山翔吾のコラム

今週のテーマ=優れた打者

 


当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください

バットと腕が一体化


「すごいと思うバッターは誰?」

 そう聞かれたら、まず頭に思い浮かぶのはソフトバンクの内川(聖一)さんです。目につくのは右打者なのにボールをとらえたあとに、前足(左足)を後ろに引けること。例えば逆方向へカットしてファウルにするとき、そのようにして打つ。普通、右打者は一塁へ走ることを考えると、逆方向への打球は前足が踏む込む形になります。だけど、内川さんは前足を引く。それで、バットをボールにコントタクトさせるためのスペースも作っていると思うんです。だから、バットを内にも外にも、縦にも横にも自在に操作できるイメージ。バットがただの道具ではなく、腕の延長となって一体化して動かしている印象を受けます。

内川さんとはまだ打撃に関して話したことはありません。バットを内から入れることを、どういう意識でやっているのか聞いてみたいですね/写真=湯浅芳昭


 あと、センターの守備で、内川さんが一番守りづらい。コントロールのいい投手であれば、投げ込むコースに対して、このあたりに打球が来るだろうと予測を立てていきます。例えば普通だったら右打者はアウトコースのスライダーに対して、右方向への打球となることが多くなる。だけど内川さんの場合はそうとも限らないことが多いんです。

 1度あったのは、アウトコースに対して体勢を崩されながら・・・

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秋山翔吾の“Show Must Go On!!”

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