21歳の若き大黒柱、大谷翔平。球、打撃、肉体の各パートの現状について、各担当コーチが証言する。 吉井理人投手コーチ『ゴロを打たせることができるのが魅力』

よしい・まさと●1965年4月20日生まれ。和歌山県出身。箕島高から84年ドラフト2位で近鉄入団。NPB4球団を渡り歩き通算89勝82敗62セーブ。メジャーでは3勝をマークしている。07年限りで引退し、2008年から12年まで日本ハム、15年にソフトバンクで投手コーチを務め、16年に日本ハムに復帰した
「よく課題はどこですか?」と言われていたりもしますけど、大谷はコントロールは悪くない。基本的にまずピッチャーって抑えたいと思うからコントロールを悪くするもの。自分のボールに自信がないと、投球フォームに変な力みとかが出てきて、バランスを崩していってしまうものなんです。ブルペンなどのときのように、いつもどおりに投げられなくなってしまうものだと思います。
プロに入ってくるからには、みんなコントロールはもともといいんです。大谷のケースは・・・
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