当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください 頭を働かせないと攻略できない存在。僕はなりたいと思ったことがない
打者はストレートに差し込まれたくない、という習性があります。特に打者にとって脅威に感じるストレートを擁する投手だとなおさら。そういった投手だと変化球が何球続いても、絶対にストレートはマークしておかなければいけない。僕が思うエースには、そういったタイプが多いです。

4月22日の楽天戦[西武プリンス]で今季、則本と初対戦した/写真=小山真司
対戦相手で言えば例えば楽天の則本(昂大)君。
田中将大投手(現
ヤンキース)の背中を見て学び、チームを背負う意識が非常に感じられますし、ストレートで真っ向勝負を挑んでくる稀有な投手です。ストレートが来ると分かると、こちらも「とらえたい」と強く思ってしまうので力みも出るから厄介。ウチの岸(孝之)さんの低めに伸びるストレートと真逆の、高めに伸びるストレートの威力も抜群ですから。打ち返すのが難しいんですけど、こちらが手を出してしまうような投げ方であり、ボールであると思います。
オリックスの金子(千尋)さんや
日本ハムの大谷(翔平)君も同様ですけど、とにかく攻略が難しいからこそ対戦が楽しいところもあります・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン