社会人を経てプロ入りしただけに、1年目から一軍で結果を残すつもりだった。7月には一軍初登板も果たしたが、自らに下した評価は厳しい。そこで感じた一軍との差を糧に、勝負の2年目へ向けてさらなるレベルアップを誓う。 取材・構成=落合修一 写真=榎本郁也、戸加里真司、BBM プロ1年目から一軍で結果を残すことを思い描いていた。だが、現実は甘くない。7月に一軍初登板を経験したものの、本人に満足感はない。そこで見つかった課題と向き合いながら、すでに視線は2年目へ向いている。 ──プロ1年目を振り返って、いかがでしたか。
大聖 自分の思っていたとおりにはいかなかったです。一度一軍に上げていただいて、打たれてもう一回帰ってきた。その中で課題もたくさん見つかったので、そこをつぶしていくことがメインだったかなと思います。
──1年目から一軍で活躍するという思いも強かった?
大聖 社会人から入っているので、一軍で投げて結果を残すことが大前提だと思っていました。自分がやりたかったことは特にできなかったので、満足することはなかったかなと思います。
──春季キャンプからオープン戦までは一軍で過ごしました。開幕一軍を逃した悔しさは。
大聖 悔しかったですね。キャンプも一軍のほうに連れていってもらって、オープン戦も最後まで残らせていただきました。あのときできることはやっていたと思うので、その中で残れなかったということは何かが足りないということ。それが悔しかったです。
──7月11日の
オリックス戦(ZOZOマリン)で一軍初登板(1回2失点)。実際に一軍の打者と対戦して感じたことは。
大聖 やっぱりレベルが高いので、ファームと違って簡単に打たれる。自分の球をしっかり投げ切れれば抑えられるのかなとも思いましたし、甘く入れば打たれるというのも分かりました。まだまだレベルが足りていないと率直に思いました。
──ファームの打者とはどんな違いがありましたか。
大聖 打球の強さであったり、そもそも真っすぐに対して強いとか、そういう根本的なところも全然違うのかなと思いました。ファームだったら真ん中に強いボールを投げてファウルを取れることもありますけど、一軍でレギュラーとして出ている人たちは、そういう球を簡単に打つ。技術の高さは全然違うと思います。
──最後の打者(
杉澤龍)からプロ初奪三振も記録しました。
大聖 結果的に三振を取れたというだけなので、そこが自信になったとかはないですね。取りにいって取った三振でもないですし、自分の思っている取り方でもなかった。そこで空振りを取れたのは良かったですけど、もっと工夫できたかなと思います。
──それでも、一軍で通用すると感じたボールもあった?
大聖 そうですね。どういう球が通用するか、しないかというのもコーチの方たちと振り返って・・・
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