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ダルビッシュ有特集 野球界発展へ道標を示すレジェンド

<通訳・堀江慎吾氏が語るダルビッシュ有>常に変わらぬ信頼関係「夫として、父親としての姿勢に頭が下がる。選手という枠を超えた人」

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パドレスでダルビッシュの通訳となったのは2021年。英語が堪能な投手の通訳として、前に出ることなく、適材適所で言葉の出助けをしている。その通訳が見たダルビッシュ有とは――。選手の枠を超えた尊敬できる存在だ。

普段の会話などは通訳なしで対応するほど英語が堪能なダルビッシュ。ただし、記者会見や囲み取材のときなどは、スムーズに意思がお互いに伝わるように、通訳としてしっかりとサポートしている


 程良い距離感というのは、お互いの信頼感がないと出来上がらない。ある程度の場所に身を置きながら、何かあれば即座に駆け付ける。ダルビッシュ有がキャッチボールを始めると、すでに横に立ってスマホを構え画像を撮っている。

 2021年シーズンからパドレスでダルビッシュの通訳となった。14年にヤンキースに移籍した田中将大(現巨人)の通訳として採用された。アメリカで育ち、高校は慶応ニューヨーク学院、内部進学で慶大に進んだ。その後、日本の企業に勤めるも辞めてアメリカへ。放送関連の仕事に就き、ヤンキースなどに取材をしている中で、田中の通訳として面接を受けてみないかという誘いを受け、合格し通訳の道に進んだ。

「ダルビッシュ選手はとても英語が上手ですので・・・

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