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特別コラム

見せものとしてのホームラン

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いまや“絶滅種”か?
それだけに最大の見せもの
「場外ホームラン」がいとおしい

ホームランの持つ魅力はさまざまあるが、観客を置き去りにして、球場のはるかかなたに消える場外ホームランは、最大の見せものである。
観客だけでなく、野球そのものを置き去りにするといっても過言ではない。
ファンも選手も「待ってくれえ!」の場外ホームランは、今はなかなか見られない。
ドーム球場が増え、外野に防御ネットが張られる時代は、むしろ不幸である。
文・大内隆雄

ラビットボールではあっても170メートルも飛ばした大下弘のすごさ

 ホームランの最大の魅力といったら何だろう?

 筆者は、こういう答えを用意している。まず、勝負を一気につける武器として、これ以上のものはない。それがホームランの魅力だ。その極めつきが「代打逆転満塁サヨナラホームラン」。これが、優勝や日本一を決める一打だったら、これはもう歴史に残る大事件となる。

 もう1つの魅力は・・・

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