「権藤、権藤、雨、権藤……」。投げに投げたプロ1年目、69試合に登板し、35勝を挙げた。 来る日も来る日もマウンドに上がったのは、投手としてのプライドがあったからだ。 球史に確かな足跡を残した太く短い権藤博の投手生命に見るエースの思考。 投げることが投手の価値だった ルーキーイヤーの1961年、130試合の半分…