一軍で、一軍で、一軍で! 浦野博司[セガサミー・投手] 取材・文=茂原邦雄
写真=桜井ひとし
浜松工高時代には「静岡NO.1右腕」の評価を受けながら大学進学。愛知学院大では愛知大学リーグでMVP2度、ベストナイン2度、神宮大会準優勝などの実績を誇ったが、ここでもプロ志望届を提出せず。プロ野球は小学3年で野球を始めたころからの夢だったが、「今の自分の力で通用するのか」という疑問が鍛錬の道を選ばせた。
セガサミーでの2年間で「技術も精神的にもレベルアップできた。一歩一歩、自信を付けてこられた」という浦野博司は、
日本ハムからの2位指名に「うれしいの一言。今日という日を迎えられて良かった」。
午後5時の会議開始前に会見場に入ってから、1位指名が終わり一時退室するまで、テレビ画面をじっと見つめる表情に変化はなかった。別室で指名を確認し再び姿を現してからも、喜びのコメントはそこそこに、その視線はプロでの戦いに向いている様子。「一軍でしっかり活躍できる選手になりたい気持ちで、今はいっぱいです」と表情を引き締めた。
わずか10分弱の会見の中で、5度にわたり・・・
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