週刊ベースボールONLINE


 

ここからは、ユーザーの皆様から募集したアンケートの結果を発表します。ここでも最も多くの票を得たのは巨人。次に多かったのは阪神でした。優勝シーンだけではなく、バックスクリーンへの本塁打などは、野球ファンの目に焼き付いて離れないのかもしれません。

3位は黄金期の西武で、西武ファンにとどまらず、ライバルチームのファンからも票を獲得、その強さは認めざるを得ないといった印象のようです。少数意見にも熱いコメントが非常に多かったファンアンケート。あなたはどこの球団が最強だと思いますか?

※スペースの都合上すべてのコメントを掲載することはできませんでした。ご了承ください。



王貞治長嶋茂雄がいたV9時代はもちろん、09年、12年を挙げるファンも多かった巨人票。長くその強さを維持しているだけに、年齢層の幅も広いところが特徴的だ。

▲1973年に日本シリーズを制し、場内一周をする川上哲治監督



1955年 1票


・この年のチーム防御率は1.75。しかもチーム打率.265。本塁打は少ないが、盗塁は3ケタ(静岡県・クワチク・静岡県・クワチク・男・36)

V9時代 14票


・やはり長嶋&王を中心とし9連覇した実績! 走攻守のバランスが取れた最強のチームワーク! これしかないでしょ!(神奈川県・湘南髭親父・男・53)

・やはり9連覇のころの巨人軍に太刀打ちできるチームはない(青森県・中野英典・男・49)

・長嶋、王の大砲と柴田、高田、土井、黒江のちびっこ軍団。守備と攻撃にそつがないので(新潟県・青柳)

・やっぱりV9でしょう! 王、長嶋の2人のスーパースターがいたからできたのでしょう(奈良県・シバケ)

・V9時代の巨人が一番最強だと思います(山梨県・カジハラ・男・45)

・首脳陣云々、選手云々と言うけれど、その前後の優勝球団を考えてもその記録を破られない9連覇は天晴れ!!(埼玉県・ネコちゃん・男・53)

・あれだけ人々に夢と希望そして生きる活力を与えたチームはないと思います。打っては王、長嶋! 投げては堀内、高橋一三! 守っては土井、黒江! 走っては柴田、高田! ナイン一人一人の個が生かされた素晴らしいチームでした(東京都・田辺稔・男・54)

・9年連続日本一などの戦力的にも、ミスター、王さんをはじめとするスター性も一番だと思います(京都府・うどん・男・15)

川上監督時代 1票


・時代の先を行く作戦をとっていた。また、それを実行できる選手を集められた(和歌山県・まーびぃ・男・62)

2002年 2票


・MK砲がいること(神奈川県・野球・男・18)

・不動の四番に松井選手がいて、高橋選手、清原選手のクリーンアップに清水選手、仁志選手の一、二番、下位打線では江藤選手、二岡選手、阿部選手の打線は圧巻! 投手陣も上原投手がエースとしてしっかりとしていて日本一になるべくしてなったんだと思います!(沖縄県・雑草魂人・男・29)

2009年 3票


・日本一にもなり、坂本選手が出て強力クリーンアップが返すパターンが確立していたから。日本シリーズ第5戦の阿部選手のサヨナラホームランが印象的(滋賀県・ビバジャイアンツ・男・19)

2012年 2票


・完璧な投手陣と阿部を中心としたバランスの取れた打撃陣(新潟県・坂本美玲・女・35)

・オープン戦・リーグ・CS・日本シリーズ・アジアシリーズ優勝と完全優勝したから(神奈川県・きよみ・女・50)



野球関係者のアンケートでは意外に少なかった阪神票だが、ファンは85年の新・ダイナマイト打線やバックスクリーン3連発と猛打のイメージが焼き付いているようだ。ファン投票では堂々の2位。

▲1985年にリーグ優勝を果たし、吉田義男監督が胴上げされた



1985年 20票


・真弓がいてバース、掛布、岡田、長崎がいた。代打に川藤、永尾が控え、とにかく負ける気がしないチームでした(京都府・こぶ・男・47)

・バース、掛布、岡田、真弓などの打線は強力だった。バックスクリーン三連発は忘れられない(岐阜県・テンシノキセキ・男・46)

・真弓、バース、掛布、岡田のニューダイナマイト打線(千葉県・MID・男・47)

・新ダイナマイト打線。21年ぶりの優勝、初の日本一(三重県・とらちゃん・男・46)

・一番真弓に始まり八番木戸まで切れ目のない打線はすごい(兵庫県・梅里)

・強かった印象しかありません(兵庫県・あきら・男・46)

・バース、掛布、岡田の最強クリーンアップに加え恐怖の先頭打者一番真弓、他にも平田や木戸など、すごいメンバーがそろっていたから(大分県・奥本慎也・男・19)

岡田彰布、バース、掛布雅之のクリーンアップは史上最高。一番バッター、真弓明信の一発も魅力で、あれから一番バッターのイメージが変わった(愛媛県・イサボン・男・50)

・史上最強助っ人! バース・掛布・岡田、バックスクリーン3連発!(東京都・東京だよおっかさん・男・48)

・掛布、バース、岡田の史上最強のクリーンアップに強打の切り込み隊長・真弓。下位も勝負強く手のつけられない猛虎打線。これだけ破壊力のある打線を持ったチームは球史の中でも見当たらない(長崎県・マサ・男・2)

・岡田、掛布、バースの最強クリーンアップ。当時、日本シリーズに出ると必ず日本一になっていた西武ライオンズを、初めて下したセ・リーグチームだから(北海道・ひげりん・男・48)

2003年 2票


・7月終了時点で2位に17.5ゲーム差の大差をつけ、そのまま2位以下を全く寄せ付けずぶっちぎりでゴール。あ〜しんどかったと、星野さんの一言が印象に残ってます。また、安藤・ウィリアムスらリリーフ陣がともに大活躍しましたね。ジェフみたいなタイプの左腕は、見たことなかったな。金本知憲&赤星憲広コンビもすごかった(愛知県・花輪・男・45)

・星野監督就任で闘う集団に変わった(埼玉県・槙島 康浩・男・24)

2005年 2票


・打線と投手陣が噛み合っていてJFKでリリーフは完璧だったから(滋賀県・田中太郎・男・14)

・JFKと今岡を中心とした打線(埼玉県・虎一・男・17)



黄金時代と呼ばれた80年代後半から90年代前半にかけてを挙げるファンが非常に多く、秋山幸二清原和博デストラーデのAKD砲が忘れられないようだ。90年の日本シリーズ4連勝には“最強”の声が多い。

▲1990年の巨人との日本シリーズで、4勝0敗という圧倒的な強さで日本一に輝いた



1980年代後半〜90年代前半 22票


・隙がない打線と強力な投手陣。主力が抜けても若手が出てくる(岐阜県・タッチ・男・39)

・当時の顔ぶれなら、メジャー所属の選手を含めた日本人オールスターチームにも勝ちそうな気がする(大阪府・秋野紅葉・男・31)

・やっぱりあの時のライオンズは投打にすごい選手だらけで最強だと思う。クリーンアップの清原、秋山、デストラーデや伏兵の石毛、辻などどれを見ても素晴らしい選手ばかり。投手では工藤、渡辺、潮崎などの名選手の全盛期(静岡県・ひとしん・男・43)

・攻守走全てにおいてプロがいた。さらにドラフトの引きも強く育成も上手。まさに黄金時代でした(福井県・それ行けソレイタ・男・37)

・清原、秋山、デストラーデと大砲がいて、石毛、辻、平野、伊東ら守備力も攻撃も兼ね備えたメンバーがそろい、工藤、渡辺久、潮崎、石井丈、郭ら投手も強力。見ていて負ける気がしなかった(福岡県・シン・イチロー・男・36)

・1990年の西武ライオンズはリーグはぶっちぎり、日本シリーズ4連勝は最強!(神奈川県・まる・男・38)

・投打共に他のチームの群を抜いてました。特に1990年の日本シリーズ4連勝は25年経った今でもその時の衝撃が浮かびます(千葉県・宇嶌 秀一・男・36)

・攻守走に隙がないチームで、監督の森の采配も良かったから(徳島県・ダイ・男・37)

・秋山、清原、デストラーデのクリーンアップ。伊東の頭脳と工藤、郭、久信を筆頭に投手陣がそろっている(東京都・ライオンズ・男・40)

2013年


・ケガ人が出たり、救世主が現れたりと転落と上昇の連続だった(福井県・ドンマイ・男・6)

少数意見をピックアップ!

横浜 11票(DeNA1票)


[1998年]
・マシンガン打線の安定した得点能力に加え、絶対的守護神の存在。攻守にわたり安定して強いと思う(東京都・kingmanbo・男性・25)

・なんと言っても1度つながったら止まらないマシンガン打線が印象的だった。ホームランだけではない面白味を教えてもらった気がする。投手陣も先発、中継ぎ、抑えと豪華なメンバーで横浜ファンとして忘れられない一年でした(新潟県・浜の天然パーマ・男性・24)

・マシンガン打線に強力な先発陣、さらには大魔神佐々木をはじめとするリリーフ軍団。記録だけ見るとつけ入る隙がないと思います(大阪府・ベイスたん・男性・20)

・よく打ち、よく守り、よく抑えた。いつかまた、あの興奮を味わいたい(北海道・酔蘭・女性・42)

・野村、佐々木などを中心とする投手陣と、マシンガン打線は、相手にとっても脅威だと思います(栃木県・ヒロ・男性・20)

広島 8票


[1970年代]
・知将・古葉監督のもとにキラ星の如くタレントが集結した奇跡の闘う赤い集団。日本プロ野球史上最強チームに推したい(神奈川県・さとうあきひこ・男性・45)

[1990年代]
・ケガ人が出なかったらビッグレッドマシーンが爆発(広島県・ふじえが・男性・40)

[2014年]
・カープの黄金期を彷彿とさせる若さがあふれているから(千葉県・半返し・男性・20)

阪急 6票


[1976〜78年]
・世界の盗塁王がいて、世界一の代打男がいて、絶対的エースがいたのだら、史上最強のチームは、阪急ブレーブスだった(奈良県・ぶれーびー・男性・46)

[1976年]
・投手も打者もそろっていた。投手・山田、打者・加藤秀がいて、強かったです(香川県・谷口 正哉・男性・36)

[1967〜1979年]
・個性あふれる職人肌の選手が勢ぞろいしていた西本幸雄監督率いる阪急ブレーブスこそ史上最強のチーム(大阪府・名車阪急2800系・男性・53)

ソフトバンク 5票


[2014年]
・打線のバランスが良く、どこからでも流れを作って、点を取れるから(東京都・東京のドクターK・男性・20)

ダイエー 4票


[2003年]
・一番から九番までどこからでも一発が出る打線と、充実した投手陣(大阪府・いさおちゃん・男性・32)

・100打点カルテットを擁するダイハード打線と20勝のエース斉藤和巳をはじめとする強力な投手陣(千葉県・長谷川・男性・20)

ヤクルト 4票


[1990年代]
・古田というプロ野球史上最高の捕手を軸に投打のバランスが非常によく、相手が負けた感じがしないのになぜか負けていると言わせる絶妙な試合運びは、年間で競うペナントレースにおいて最強チームだと思います(愛知県・すわたろう・男性・37)

中日 3票


[2000年代]
・守り勝つ野球で安定度抜群! ドラゴンズ史上最強の時代!(埼玉県・トール・男性・52)

西鉄 3票


[1950年代]
・3年連続で日本シリーズで勝っている。全盛期の西鉄ならば巨人のシリーズ9連覇などありえないはず(岩手県・虎ファン・男性・51)

[1958年まで]
・伝説のチーム、稲尾、中西、豊田ほか野武士軍団(福岡県・けいちゃん・男性・55)

楽天 3票


[2013年]
・絶対的エース、無敗のエースのマー君を中心にペナントレースを制し日本一になったから(長野県・もさぢ・男性・45)

・まず史上最強のエースと史上最強の助っ人外国人の四番にいろいろな若手が活躍し、ベテランの踏ん張りがあってそれが上手くまとまり、チームを強くして勝ちにつながっていた。それが積み重なり日本一という大きな栄冠を手にできたのだと思う。(茨城県・エセマジシャン・男性・15)

ロッテ 3票


[2003年]
・ホームランは少ないがつながりだしたら止まらないマリンガン打線は最高です!!(埼玉県・熊谷の秘密兵器・男性・27)

[2010年]
・あの下克上は今でも忘れられません!!(宮崎県・わかめ大臣・男性・19)

近鉄 3票


[2001年]
・あれだけ奇跡を起こしたのはすごい。いてまえ打線(京都府・ハムストリング・男性・18)

[1980年代後半]
・土壇場での勝負強さとあの豪快なスイング。ブライアントのいた時代の近鉄バファローズは最強でした(北海道・ブライアント・男性・41)

日本ハム 2票


[2006年]
・若手・中堅・ベテラン、誰一人欠けることなく役割を持って、それを全うし続けた。資金でも戦力でもなく、総合力、チームとしての強さを感じた(北海道・はにゃだ・
男性・18)

オリックス 1票


[1995年]
・『がんばろうKOBE』を合言葉に、本当に優勝を達成してしまった。いろんな『強さ』を備えた史上最強チームだと思います(広島県・広島のドラゴンズファン・男性・39)
特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング