“苦い思い出”を拭うチャンス到来

▲「気」と書いた色紙を持って写真撮影に応じる横山。阪神の左腕不足を解決する活躍を期待される
阪神から1位指名を受けた新日鐵住金鹿島の
横山雄哉は、阪神が2度、抽選を外していたため、ドラフト1巡目の選手の中では、一番、最後に指名される形となった。
「ドキドキしながら見ていたんですけど、なかなか名前が呼ばれなかったので、正直に言うと焦りがありました。指名された瞬間は驚きの方が大きかったんですけど、本当にホッとしましたし、うれしいです」
しなやかな腕の振りから投げ込まれるストレートを武器に今年の都市対抗では5者連続三振を奪う圧巻のピッチングを見せ、11月7日から台湾で開催される21Uワールドカップにもプロ選手に混じって選出されるなど、アマ球界を代表するサウスポーとなった横山。だが、3年前の山形中央高時はプロ志望届を提出したものの指名はなし。さらに、新日鐵住金鹿島に進んだ社会人1年目は大きな挫折を味わった。
「高校時代はアバウトに投げても、相手打者がブンブン振ってくれていたんですが・・・
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