冷静かつ大胆に新人王狙う

▲ドアラのぬいぐるみとDragonsのロゴ入りボールを持つ浜田
12球団の1巡目が確定すると、会見場で中継を見ていた
浜田智博と大久保哲也監督が、何か言葉を交わしながら、互いの顔を見て微笑んだ。
「2巡目だったら、
中日かな……」
大久保監督の予感は的中した。
ウエーバー方式の2巡目は
ヤクルトから始まり、5番目の中日が、浜田を指名した。
「いつ呼ばれるのかと、すごく緊張していました。自分の名前が呼ばれて、ホッとしました」
同じころ、別室で中継を見ていた浜田の両親も安堵の笑みを浮かべた。「こんなに上位で指名していただき、感激しました。高校のときもプロを志望していてダメで、今回も声がかからなかったら……と悪い方にばかり考えてしまって」と、父・順嗣さん。名古屋には順嗣さんが勤務する会社の本社があり、本拠地・ナゴヤドームには・・・
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