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打線の組み合わせも無数



 柳田悠岐中田翔糸井嘉男の3選手を攻撃陣の軸と考えて2パターンのオーダーを組んでみた。本来ならばここに先行発表された6人のうちの1人である、坂本勇人も並べたいところだが、ソフトバンク日本一の立役者・今宮健太も無視できず、後者をオプションに。また、台湾遠征で小久保監督をうならせた菊池涼介も軸に据えたいところだが、セの日本人右打者のシーズン最多安打記録を塗り替えた山田哲人も楽しみな存在。山田に関してはDH起用もあり得そうだ。

 と、いう具合に、打線の組み合わせは無数。それでも前述の3人が小久保ジャパン攻撃陣の軸となることに疑いの余地はない。特にソフトバンク同様にトップバッターを任せられそうな柳田悠岐は、トリプルスリーに最も近い男。今季の15本塁打は物足らないが、その分、走って、中堅守備も巧みとくれば、糸井とともに守備力&機動力を基本戦術にするチームの中心を担う可能性が高い。

 一方の中田は不動の四番。昨秋の台湾遠征では不発も、小久保監督は「メジャー相手にホームランを打てる日本人としてアピールしてもらいたい」。数少ない長距離砲として機能することが期待されている。

小久保ベイブスたちの可能性


 昨秋の台湾遠征でもキャプテンを任された嶋基宏を筆頭に、引き続き招集された小久保ベイブス(子どもたちの意味)は、全部で11人。再招集は、日の丸経験を糧に、14年に「さらなる飛躍を遂げた」と指揮官が判断した結果であり、期待は信頼へと変わりつつある。中でも菊池か。台湾ではその守備範囲に驚いた指揮官は、別れ際、「(また招集するためにも)2割7分(13年は.247)は打ってくれよ」と声を掛けたそうだが、リーグ2位の打率.325にうれしい悲鳴。彼らが実績ある中軸のワキを固める存在になれば、チームは大きく前進することとなる。

▲台湾遠征でもキャプテンを任された嶋。小久保監督からの信頼も厚く、これからの代表のリーダーを任されるのではないか





▲菊池涼介



投のキーマン


大谷翔平 二刀流右腕も侍ジャパンでは投手登録。2足のわらじで戦ったレギュラーシーズンは、それでも2ケタ勝利、2ケタ本塁打の離れ業を見せており、投手専念でどれだけの力を見せてくれるのか。3年後には大黒柱となっている可能性も



則本昂大 本誌ではクローザーに推す。シーズン中はもちろん先発ローテーションを守ったが、2013年の巨人との日本シリーズで見せた2試合のリリーフ熱投が忘れられない。大舞台でのリリーフ経験もあるし、適性は十分と見る



打のキーマン


▲柳田悠岐 ホークス日本一の原動力の1人。パンチ力、守備力、脚力とどれをとっても一級品で、ホークス同様に侍ジャパンでも切り込み隊長に任命されるのではないか。四番に座る中田翔、糸井嘉男とともに核になっていく可能性が高い

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