昨季66個だった失策数が今年は約1.8倍の116を記録したDeNA守備陣。1試合に換算すると0.8個。ほぼ毎試合でポロポロやってしまったわけだ。この惨劇をあらゆる角度から調査していく。 
守備のミスで試合を落とすことも多かった今季のDeNA。中畑清監督ももろい守備に嘆く日が多かった
守備率も最低
6年連続最下位だったチーム防御率が今季はリーグ3位にはね上がり、飛躍的な成長を見せた一方、昨年66個(リーグ3位)だった失策数が116と一気に増えた。両リーグ唯一の3ケタと無残な結果を残してしまった。この失策数が9年連続Bクラスに沈んだ要因の一端だと考える。そこで本特集12件目の捜査は、守乱の要因と捜査結果をまとめた上での来季の提言を行っていきたい。
セ・リーグ優勝の
巨人と比較すると、守備機会5666に対し、DeNAは5561と約100個ほど守備の機会が少ないのにもかかわらず、失策数は71と116。今年、チーム打率.257で貧打に泣いたと言われた巨人だったが、(DeNAはそれを上回る・253の貧打!)しっかりとした守備力があったからこそリーグ優勝を飾ることができたと言える。すなわち、堅守こそが上位進出の絶対条件なのである。
さらに選手が守備にかかわった回数のうち・・・
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