上位進出するためには選手一人ひとりの成長が必須
補強ポイントだった三塁を強化するため中島、小谷野を狙うも獲得失敗。結局、10月に右ヒジ遊離軟骨除去の手術を受け、リハビリ中の中村が三塁を担うことになりそうだが、これも患部の回復次第。中村が「四番・三塁」で1年間働くことができればチームにとって大きなプラスとなるが不安材料ではある。
ただ、ポジションはどこであれ、浅村、
E.メヒアを中村の前後に挟むクリーンアップは強力。ポイントはその他の選手が彼らを生かす打撃ができるか。14年はチーム三振数1151のワースト記録を更新した
西武打線。たとえ凡打になろうと、簡単に打ち取られない姿勢が必要だ。捕手争いは注目の的となる。炭谷か、森か。この競争が両者の成長を促せばチーム力がアップすることは間違いない。
エースの岸を中心とした先発陣だが牧田、菊池、野上にはより一層の奮起を求めたい。特に牧田には岸と両輪となる安定感を手に入れ、チームをけん引してほしい。手薄だった先発左腕には新外国人のルブラン、さらに
郭泰源の再来と言われる
郭俊麟も加入。新外国人には中継ぎ強化のためバスケス、M.
メヒアも加わった。野手の新外国人のセラテリを含め、外国人6人態勢となるが、正捕手争い同様、枠をめぐっての競争がチームのプラスとなるように導きたい。
長年の課題だった救援陣は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン