大久保新体制で巻き返しへ
カギを握る新助っ人の活躍
日本一から一転してリーグ最下位に沈んだ最大の要因は補強の失敗だ。主軸として期待した
ユーキリスが出場21試合で帰国し、左腕のブラックリーも1勝だけ。投打の新助っ人が大きな誤算となっただけに、外国人選手の働きが巻き返しへの重要なカギを握る。
流れを変える長打を含めて決定打を欠いたことが勝敗に直結した。14年は78本塁打、549得点はいずれもリーグワースト。その課題を埋めるためにメジャー通算61本塁打の実績を持つクリーンアップ候補の
サンチェス、内外野を守れる中距離砲の
ウィーラーの2人を獲得して戦力に厚みを持たせた。さらにA・
ジョーンズの退団は決定的ながら、14年に途中加入したラッツは残留が濃厚。死球によるケガが響きながらも15試合で5本塁打を放って強烈なインパクトを残しただけに大爆発の期待もかかる。
ほかにも打率.327を残した
銀次を筆頭に、レギュラーの座をつかんだ岡島、さらに大型遊撃手の西田も台頭してきている。伸び盛りの日本人野手と助っ人のパワーがかみ合えば強力打線を築くことも可能だ。
一方で現役時代はパワフルな打撃で鳴らした大久保監督は・・・
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