「この外国人選手はいったい何者!?」2015年の選手名鑑を手に、そんなことが頭を過った読者の皆さんもいるのでは?ここでは、初来日となる新助っ人たちを一挙紹介。間もなくやってくる開幕に向けて、しっかりとチェックしておこう! 【注】2014年成績の「メ」はメジャー、「マ」はマイナー、「韓」は韓国プロ野球、「台」は台湾プロ野球、「キュ」はキューバリーグ。年齢は2015年の満年齢。 ソフトバンク・R.バンデンハーク投手

ここに注目!→高い制球力とスピード
前所属:サムスン(韓国)
30歳/198cm105kg/右投右打
2014年成績[韓]:25試13勝4敗0S、防3.18
通算[メ]:50試8勝11敗0S、防6.08
【評価】 球速:A
制球:A
球種:B
タイプ:先発
昨年は韓国リーグ・サムスンに所属した右腕で、13勝4敗、最多奪三振と最優秀防御率に輝いた。松坂も新たに加入し、攝津、
スタンリッジ、中田賢と昨季の2ケタ勝利トリオもいる豪華投手陣だが、その主役になると期待される実力の持ち主だ。2月17日には紅白戦に登板し、1イニングを無安打無失点と完璧に封じた。ストレートの最速は148キロ。右打者アウトコースに確実に決める制球力は高く、左打者のヒザ元に食い込むカットボールのキレ味も鋭い。「制球がまとまっていたのは良かった」と初実戦を振り返った右腕のペースは開幕に合わせて上がっていく。
日本ハム・ガラテ投手

ここに注目!→対角線上のストレート
前所属:義大(台湾)
31歳/186cm95kg/左投左打
2014年成績[台]:13試7勝3敗0S、防2.59
通算[メ]:4試0勝0敗0S、防22.50
【評価】 球速:A
制球:B
球種:B
タイプ:先発
サイドから対角線上に放たれるストレートが最大の武器で、シンカー、スライダー、カーブを操る。ベネズエラ出身で、2005年のプロ入りから12年までマイナー・リーグで投げ続け、その間09年のナショナルズ時代にメジャーデビューを果たす。13年からメキシコリーグで投げ、14年途中で移った台湾で7勝3敗と好成績を残し日本へやってきた。チームの左腕不足が深刻な中、先発、中継ぎどちらもできるため、重宝されるだろう。メジャー経験は少ないが、アメリカからの来日ではなく、台湾で経験を積んでいるため、新たな環境に順応するのも問題なさそうだ。
日本ハム・レアード内野手

ここに注目!→パンチ力のある打撃
前所属:ナショナルズ3A
28歳/185cm98kg/右投右打
2014年成績[3A]:130試139安18本0盗、率.300
通算[メ]:53試25安5本0盗、率.197
【評価】 打撃:A
守備:A
走塁:C
タイプ:クリーンアップ
マイナー・リーグ時代、8シーズンで2ケタ本塁打をマークしたパンチ力を、日本でも発揮しそうだ・・・
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