昨年、史上2人目の高卒1年目でプロ初本打から3試合連続本塁打を放った森友哉(西武)。今年もその強烈なスイングから本塁打を積み重ねている。 左投手も苦にしない打撃
恐ろしいまで速いスイングスピードからはじき返された打球が、高々と舞い上がって右翼席へ飛び込んでいく。6月26日の
日本ハム戦(西武プリンス)で
斎藤佑樹の内角高めの直球を粉砕し、13号2ランとした森友哉は「最近は内角高めに詰まることが多かったですが、うまく打てた」と笑みを浮かべた。

6月26日の日本ハム戦、斎藤佑から13号アーチを放った森[写真=神山陽平]
常に貫く力強いフルスイング。高卒1年目から猛打を振るった
清原和博(西武ほか)、
松井秀喜(
巨人ほか)と同様の、打席でかもし出すオーラは高卒2年目のそれとは思えない。現在、1シーズンに換算すると約22本ペースで本塁打を積み上げている森。高卒2年目までにシーズン20本塁打を達成すると、松井以来、史上5人目の記録だ。1年目7本、2年目17本と世界の
王貞治(巨人)もなし得なかった大記録に挑むことになる。
「本塁打は狙っていない」と森は言うが・・・
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