文=谷上史朗、写真=牛島寿人 昨秋から12連勝を飾った岡田はチームを春秋連覇へと導いた
負け知らずのまま、昨秋の初勝利から並べた12個目の白星が春秋連覇のゴールとなった。降雨中止による変則日程のため、10月8日に行われた京都産業大との第3戦は7回終了時までリードを許す重苦しい展開。試合後の
岡田明丈(大商大)も「あまり調子は良くなくて……」「優勝もかかっていて多少力は入りました」と振り返ったが、持ち味でもある尻上がりの投球で、終わってみれば1失点完投。余力十分にこの日も、今シーズンも投げ切った。
原稿の段階では最終節を残しながら、この時点で5勝無敗。55回を投げ42奪三振、防御率0.49。31回無失点を記録した春に続く抜群の安定感を誇ったが投球内容は大きく変わった。春は6月の5リーグ対抗戦で153キロまで上昇したストレートの強さの一方、変化球に明確な課題が見えた。ところが秋は「追い込んだらフォークのイメージも持てるようになりました」と本人が語るように、もう1つの決め球が随所に光った・・・
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