一塁死守への集中力
写真=大泉謙也 @久米島・久米島野球場 選手会長に就任した
銀次が張り切っている。
「チームを引っ張る意識を強く持ちたい。たとえ先輩であっても言うことは言います。自分も練習で声を出したり、行動で示したいです」

新加入の栗原[写真左]とともにトレーニングを行う銀次
昨季は5月末に左すねを骨折して復帰までに約3カ月を要した。それだけに今季は、全試合出場へ向けた並々ならぬ決意をにじませる。
そのライバルになってきそうなのが隣りにいる
栗原健太、そして背後の巨漢・
アマダーだろう。一塁のポジションを死守するためには、この2人との戦いに勝ち抜かなければならない。
目をつぶり、“五郎丸ポーズ”のように集中しながら、チューブを使った下半身トレーニングに臨んだ銀次。新リーダーとしての風格も備わってきた。