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2016年開幕特集
阪神の「超変革」は成功するのか!?藪恵壹氏が分析

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投手交代の見極め


Q.
 藪さんは投手コーチの経験もあります。開幕3試合で見られた金本監督の投手交代の傾向などはあったでしょうか。

A.
 金本監督にとっては、本当に初めての経験です。この3試合を見れば、開幕投手のメッセンジャー投手は6回2/3(4失点)と引っ張り過ぎました。3失点で交代すれば4点目は防げたかもしれません。その反省を踏まえ、第2、第3戦の能見(篤史)、藤川(球児)両先発を早めに交代しました。特に藤川投手の場合は、久しぶりの先発で、目に見えない力み、疲労感があったはずです。そこを見越して5回で降板した部分は良かったと思います。つまり、開幕戦の負けは経験の一つとなり、実は大きなダメージにはなっていないということです。

 中継ぎに関しては、全体的にワンテンポ交代が遅いかな、と思います。これも初めてのことなので、最初からできるわけもありません。シーズンが進む中で修正していくと思います。ただ一つ気がかりなのは・・・

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