最速146キロながら、打者からスピード表示以上の直球と称賛される。それも、このスライダーでタイミングを外しているがゆえ。理想は「ファウルを打たせること」という武器の奥義を明かす。 取材・構成=鶴田成秀、写真=小山真司、BBM ファウルになればベスト
実は高校に入るまで持ち球は直球だけだったんです。遊びでカーブやフォークを投げたりしていましたけど、変化球は「投げられる」=「試合で使える」というわけではありません。打者の反応が大事なので、曲がれば良いわけではないんです。そういう意味で、変化球の持ち球はなかったんですよ。
とはいっても、高校ではストレートだけでは通用しないので“試合で使える変化球”を習得しようと考え、このスライダーを覚えました。スライダーは曲がり幅の大小を変えられるようになれば、カウントを稼ぐこともできるし、空振りを奪うこともできる。有効な変化球だと思い、本で握りを見て、キャッチボールで試してみるなどして、取り組み始めたんです。

前:中指を縫い目に沿うように握るのがポイント。人さし指と親指は縫い目に乗せて握る
投げ方としては・・・
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