チームが覇権を手にするために、左投手の力が必要なのは言うまでもないだろう。先発、リリーフに力のある左投手がいなければペナントを勝ち抜けない。ここでは今季の12球団の左投手の現状を探り、球団担当が充実度も100点満点で採点した。 ソフトバンク・左腕不足は数少ない弱点!?/左腕充実度=55
2年連続日本一を達成する中でも左腕不足は少ない不安材料の一つだった。先発マウンドに上がった左腕は、5年ぶりに日本球界に復帰した
和田毅のみ。和田は開幕から先発ローテーションを守り、7勝と役割を果たしている。
リリーフでは昨年、5年ぶりに50試合登板を下回る32試合登板にとどまった
森福允彦、3年目の飯田優也、5年目の
嘉弥真新也が開幕前からアピール合戦を展開。3者とも好投を続けていずれも開幕ロースター入り。森福、飯田はその後も一軍に帯同し続けている。しかし、ワンポイントに役割を得ている森福は、左打者に出塁を許してバトンを渡すケースが散見。飯田も思い切りのいい投球を見せるものの勝ち試合を任せる信頼を得るには至っていない。待たれるのは
大隣憲司の復帰。先発ローテに2枚の左腕が並ぶのが理想だ。
主な左腕(先発) 和田毅
主な左腕(リリーフ) 森福允彦
飯田優也
嘉弥真新也
ロッテ・“左不足”解消の気配なし/左腕充実度=40
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