今季セ・リーグを中心に若い左腕投手が躍動しているが、海の向こうのメジャー・リーグでは20代のレフティーがすでに大活躍を見せている。彼らは史上最強レフティーと言っても過言でない実力者たちなのだ。 写真=Getty Images 真っすぐは150キロ以上当たり前、数々の記録を作り塗り替える
怪腕と言われるレフティーたちがメジャー・リーグの歴史を作ってきた。ドジャースのサンディ・コーファックスは4度の奪三振王にサイ・
ヤング賞3回。完全試合1回、ノーヒットノーラン3回というとてつもない成績を誇った。
そして
ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックスほか)。サイ・ヤング賞5回に完全試合、ノーヒットノーラン各1回。5年連続300奪三振。誰もが認めるスーパー・レフティーだった。彼らの後を引き継ぐように、現役にもスーパーが付く左腕が君臨している。
その一番手は、ドジャースで
前田健太の同僚のクレイトン・カーショーだ。メジャー・デビューは2008年。10年から本格的に先発ローテーションに入り、11年に21勝5敗で最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠を達成。28歳ながらすでにサイ・ヤング賞を3回受賞し、ノーヒットノーランも1度記録している。

クレイトン・カーショー。メジャー通算9年で121勝57敗0セーブ、防御率2.39。ドジャースというよりもメジャーのスーパーエースだ
193センチの長身を生かし・・・
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