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2016キャッチャー特集

現在の球界の捕手事情を探る

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ここまで特集で登場した以外の球団、日本ハム西武オリックスヤクルト。この4球団の捕手事情はどのようになっているのか?ここで見ていこう。

日本ハム・大野&市川の併用策



 大野奨太と市川友也の併用が開幕から続いている。スタメン回数は大野が42試合、市川が23試合だが、途中出場で市川が出るパターンも多い。勝ち頭である有原航平が投げた10試合はすべて市川が先発するなど、相性も重視した起用となっている。今後この争いに加わりそうなのが近藤健介。打撃を生かすためにDHに専念していたが、今季は大谷翔平がDHに入るケースが多いため、出場機会が激減。その状況を打開すべく交流戦前に二軍で捕手での出場感覚を養い、6月14日から一軍再合流。18日の中日戦[ナゴヤドーム]で捕手でスタメン出場した。また大嶋匠もプロ5年目で捕手初出場。ソフトボールから転身した男の存在も、正捕手争いをさらに活性化させてくれそうだ。

西武・経験豊富な正捕手だが…



 昨オフもFA権を行使せずに2年契約を結んだ炭谷銀仁朗が正捕手としてチームをけん引する・・・

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