見事にアジアの頂点へ立った。フル代表の選抜、指導体制の変更、そして選手たちの意識の高まり――。これまでの取り組みと過程が、ひとつの確たる結実を迎えた。 文=岡本朋祐 
小枝守監督のもとチームは結束。堅守をベースに全力で得点をもぎ取りにいき、アジアの頂点にたどり着いた
開幕前日に起こったとんだハプニング!?
一日の計は朝にあり。点呼、体操で集合時間より約30分早く、ホテル駐車場に姿を見せるのは小枝守監督だった。18人の表情、仕草をチェック、ゲームプランは始まっていた。
「皆、眠そうな顔をしていますが、肌で感じるものがある。台湾戦を契機にチームとしての高まり、結束力が日増しに強くなっている」
2011年から侍ジャパンU-18代表は“フル代表”を組む。かつての高校日本代表は、夏の甲子園優勝、準優勝校を軸に編成する“大会優秀選手”が対象。現在は甲子園不出場組まで枠を広げ、選考する日本高野連の「技術・振興委員会」の9人が、地方大会を視察した。代表18人のうち、今夏の甲子園不出場は4人。全員が3年生で昨年、1年生で唯一、代表入りした早実・
清宮幸太郎(2年)も選考に残ったが、新チームで主将となったことが考慮され、見送りとなった。
指導体制が変わった。小枝監督(拓大紅陵高元監督)は来夏のW杯(カナダ)まで任期2年。また、新設されたヘッドコーチは大藤敏行氏(中京大中京高元監督)が務め、小枝監督をサポート。ツートップを支えたのが、現役監督の関東一高・米澤貴光氏(野手)と敦賀気比高・東哲平氏(バッテリー)の両コーチだった・・・
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