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3年間、指導してもらった履正社高・岡田監督から祝福の握手。3年夏の甲子園では3回戦敗退も、いわて国体で初優勝を遂げ恩返しできた
ヤクルト指名で浮かんだ“あの人”の顔
「外れ1位になるんじゃないか」
ドラフト直前、こう話すスカウトの声を続けて聞いた。
寺島成輝本人も新聞報道などに触れながら、各球団の空気を感じていたことだろう。それだけに、指名後は普段冷静な男の顔もほころんだ。
「外れじゃなく、1位でかかってほしいとずっと思っていたので、名前が呼ばれたときはゾワッとしました」
ドラフト当日の履正社高は試験前日により休校だったため、ドラフト開始の約1時間前に両親と登校。そこからしばらくは「思っていたより緊張しました」と落ち着かない時間を過ごした。ただ、その間も、前日まで同様、ドラフトを予想したり、指名球団を頭に浮かべるようなことはなかった。普段から妄想はしない。その寺島が唯一こだわった“外れではない1位指名”を実現したのが
ヤクルトだった。「ゾワッ」とした直後には“あの人”の顔が浮かんだ。
「雲の上のような方と一緒に野球をできる環境が楽しみです」
履正社高の先輩で今や球界を代表するスター選手となった
山田哲人。今オフ、母校の練習グラウンドで自主トレを行った山田と顔を合わせた・・・
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