オープン戦、ペナントレース、交流戦、そしてファームでも最下位に沈んだオリックス。選手起用から“逆4冠”のワケを探る。 
開幕から不振を極めたエース・金子。6月には右肩痛で戦線離脱し、4年ぶりにファームで登板するなど、今季は投手陣の一、二軍の入れ替えが頻繁に行われた
悪夢の1年となった。エース・
金子千尋、
西勇輝の先発陣に、野手も
糸井嘉男、T-岡田ら豊富な戦力を誇るも、開幕前のオープン戦は4勝9敗3分で12球団最下位に。シーズンが幕を開けても浮上の気配はなく、4月を終えて10勝16敗で“最下位”とつまずくと、交流戦でもセ6球団を相手にわずか5勝(13敗)。
広島との3連戦[マツダ広島]では、
鈴木誠也に3戦連続決勝弾を浴びる屈辱を味わうなど、交流戦も“最下位”に沈んだ。なおも低迷は続き、前半戦を30勝50敗で“最下位”で折り返すと、後半戦も借金は膨らむ一方で、結局、全球団に負け越し57勝83敗3分で4年ぶりのシーズン“最下位”に終わった。“悲劇”はまだある。二軍のウエスタン・リーグでも40勝68敗8分で“最下位”。プロ野球史上初となるシーズン“完全最下位”と不名誉な記録を残した・・・
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