今季はセ・リーグ、パ・リーグ合わせて858試合、そしてポストシーズンは20試合が行われた。試合の数だけドラマはあるが、ユニフォームを着て戦っている一投一打に情熱を燃やす者にはそれぞれ忘れられない一戦がある。12球団の選手、コーチ、裏方38人に聞いた、忘れられない、この一戦――。 写真=BBM 其の一

【評】6対7と敗戦濃厚の9回二死無走者から、菊池涼介が起死回生の同点弾。さらに丸佳浩が四球でつなぐと、新井貴浩が左翼へサヨナラ二塁打。“野球はツーアウトから”を体現
新井貴浩内野手 「8月7日の
巨人戦でサヨナラ勝利をした試合です。最後は僕がサヨナラ打を打ったのですが、その前の9回二死走者なしからキク(菊池涼介)が打った同点ソロが大きかった。サヨナラの場面はただ(打球が)抜けてくれ、と。スタンドのファンが喜んでくれる姿、チームメートのみんなが駆け寄ってくる笑顔がうれしかった」
其の二
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